
それは、
「海外へ移住する際の、ペットの輸送について」です。
あ、でも正確には、別に移住じゃなくても海外にペットを連れていく状況はいくらでもありますよね。
手続き的な内容については、かなり前にブログに書いたことはあるんですけど。
実はちょくちょく、機内でのペットの様子だとか、準備した方が良い物などについてご質問いただくことがあるもので。
今日は、手続きに関してではなく、もっと具体的な(?)当時の様子などについて書いてみます!
出発当日に起こった事件の話もいつか書きたいと思っていたので、ついでに書いちゃうことにします。
もう3年も前の話になるので、若干記憶が曖昧ですが・・・
まずは、
【準備段階~出発直前まで】
①航空会社、大使館、動物検疫所!
利用する航空会社及び輸送先国の大使館、そして動物検疫所に、直接メールや電話等で確認を取るのが、第一に行ったことでした。
ホームページや色々なサイトに情報は載っているので、ある程度は自分たちで書類を揃えたりはできますが、やっぱり重要なことは直接確認するのが良いと思います。
特にアルゼンチンみたいな国だと、「サイトに書いてあることと、実際窓口で言われたことが違ーう!!」なんてことも起こり得るので・・・もう、しつこいくらいに確認を取った方が安心ですしねー。ふふ。
ちなみに、我が家はルフトハンザを利用したので、参考までにルフトハンザのペットの輸送に関するリンクもご紹介~
⇒フライトでのペットの輸送
ケージのサイズ、重量など、かなり細かく規定があって、その規定に沿ったケージなど揃えるのもけっこう悩みました。
②予防接種、必要書類を揃える
これは、過去の記事をご覧ください。
(そのお話はコチラ⇒ペットの輸出)
ルイの手続きも大変でしたが、モコの手続きはもっと大変でした!
※ちなみに、「現在、アルゼンチンにはうさぎを持ち込めない」と言われてしまった方も、お知り合いにいらっしゃいます。なので、うさぎを含む小動物をアルゼンチンに連れて行こうと考えている方は、特にご注意くださいませ。
③揃えた物(ケージ、鍵、トイレ&食事用品)
まずは、ペットを入れるためのケージですよねぇ。
ルイ(猫)には、ジェットセットというキャリーバッグを買いました。
↓こんなやつ。(画像はサイトから拝借しました。)

軽いし、かなり多機能なバッグなので、これにして良かったと思います。
ただ、サイトを見てみたら多くの商品に「廃盤」と書いてあったんですけど・・・どうなんでしょう?!
ルイは機内に持ち込む予定で、機内では基本飼い主の座席の下に収納できる形状の物でないといけないとのことだったため、形に融通が効く物を選びました。固いケージだと座席の下に入らない可能性もあると思ったので。
それに、ネットで調べたところ、ジェットセットの評判も良かったですし、お友達にもジェットセットを使っている方もいましたし。
モコ(うさぎ)には、プラスチック固いケージ(普通の小動物用のもの)を買いました。
うさぎは機内持ち込みは禁止で、貨物室に預けないといけないとのことでかなり不安だったので、頑丈そうな小さめのケージにしました。
でも貨物室とは言え、ペット専用の空調の効いたスペースがあるそうで。心配は心配でしたが、他の荷物と一緒にもみくちゃになるわけでもなさそうだった点はでは、少しホッとしたのを覚えています。
※貨物室に預ける場合は固いケージの必要がありましたが、機内持ち込みの場合はジェットセットのような材質でも大丈夫でした。(“ATA(国際航空運送協会)の該当規定に適合したケージ”であることが条件で。)
また、ケージの入り口には鍵をかけなければいけなかったので、100円ショップ(いや、ホームセンターだったかな・・・?)でダイヤル式の鍵を買いました。
ルイのケージの中には、ペットシーツを敷きました。(でも、実際は機内でシーツがヨレて、オシッコがジェットセットに直接かかりました(汗))あと、餌と給水器も入れたような気がします。
モコのケージの中には、小さめのうさぎ用トイレ、餌入れ、給水器を入れました。(これもまた、アルゼンチン着いたら予想外なことになってました。後ほど詳しく書きます。)
④いよいよ、成田へ!(前泊)
Shuちゃんの実家から成田へ向かい、出発の前日に成田で一泊しました。
そのため、ルイとモコは空港近くのペットホテルに預けることに。
あ、成田空港内にもペットホテルはあります。(第2ターミナル ペットホテル)
ただ、我が家の場合、たしかターミナルが違うか何かの理由で空港のホテルに預けるのをやめました。わざわざターミナル間を歩くのも大変なので・・・
それに、成田空港の近隣には、飛行機でペットを遠くへ連れていく人のためのペットホテルがいくつもありまして。
出発当日に預けたペットを空港の出発ターミナルまで送り届けてくれるサービスもあって、とっても便利だったのです。(←これなら歩かなくてもいい!と思ったんでした。)
が、しかし!
そんな、とっても便利なハズのペットホテルを利用したのに、
出発当日の朝、事件が起こりました。
早朝に搭乗のためのチェックインをしなければいけない便だったため、かなり朝早く起きて、空港にてペットホテルのスタッフの方がルイとモコを連れて来てくれるのを待っていたのですが。
待てど暮らせど、スタッフの方が来ない・・・・・・
約束の時間を過ぎても来ない・・・・・・
迫り来る、搭乗開始時刻。
募る不安。
たまらず、ペットホテルに電話をかけたところ、
「寝坊しました!今起きました!」とのこと!!!な、な、なんてこったーーー!
あわやペット達を日本に置いて、アルゼンチンに旅立たなければいけなくなるとこでしたよっ。
しーかーもー!
慌ててルイとモコを連れて、車でやってきたスタッフの男性。
・・・ん?
モコのケージの中に、トイレが入ってなーーーい!!!
どうやら、ホテルにトイレだけ忘れて来たらしいです。えぇー。
で、大急ぎでスタッフの男性がホテルまで戻り、トイレを取って来るという。
なんともやるせない出来事が起こったのでした。
それにしても、なんでモコのトイレだけケージの外に出しておいたんでしょう?謎過ぎる。
これからアルゼンチンに発つ我々がクレームを言ったところで、あんまりメリットがない(というか、そんな時間も無かった)ため、イラっとはしつつも二匹を受け取り、スタッフの方とは別れました。
まぁ、なんとか時間は間に合って、無事に二匹ともアルゼンチンには連れて来られたわけではありますが。
ペットホテルを利用する前に、そのホテルが信頼できるところかどうかもきちんと調べれば良かったと思いました。
出発直前に、すごい変な汗かいちゃいましたよぅ。
ペット連れて海外へ行かれる皆様、ペットホテルの中にはそんなところもありますので、ご注意くださいませ。
っと、以上が、出発直前までのお話でした。
長くなってしまったので、その後のお話(機内、経由地での様子など)は、また後日にします~
【移住希望の方へ】※最初にお読み下さい。※
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