
以前からちょくちょくブログに登場している、
近所でカフェを経営しているアルゼンチン人&ペルー人夫婦のお話なのですが。
我が家に対して、とっても親切なのです。
とてもとても。
妙~に。
ムスコがお店に行けば、毎回のようにメディアルナ(アルゼンチン版のクロワッサン)やアルファホール(チョコパイ風のお菓子)をくれ、
それらに対してお金を払おうとしても決して受け取ってもらえず、私には積極的にスペイン語を教えてくれ、
ご夫婦の息子さんの2歳のお誕生日会には、なぜか親しい友人数人の中に我が家だけ誘ってくれ・・・
とにかく、単なるご近所さんの割には、ちょっと不思議なくらい我が家にだけ親切でして。
アルゼンチン人は基本的にみんな子供に優しいので、初めのうちは「なんて親切な人たちなんだろう~!」と感激して喜んでいたのですが、
最近、少しだけ違和感を覚えるようになってきてしまいました。
というのも、
頻繁にではないものの、たまに会話の中に、
「今度はいつ日本に行くの?」
「今度日本に行く時は、何か日本の物を買ってきて欲しいな」
「今度日本からCocoFuruの友達が来る時は、日本の携帯を買ってきてもらうようにお願いしてもらえない?」
「日本人はお金持ってるから良いよね」
「日本人はみんなこの国ではドルで給料を貰ってるから生活が豊かだ(←そんなこと、私は一言も言っていません。ただの彼の思い込みです。)」
などなど、
「んっ?」と思ってしまうような発言が出てくるようになってきまして。
ムスコにお菓子をくれたり妙に親切なのって、もしかして、下心からくるものなのかなとか。
あ、もちろんハレンチな方の下心ではなくて(笑)、経済的な意味での下心です。
いくら普段お金を持っているような素振りを見せず、身なりも質素に過ごしていても、「日本人=お金持ち」というイメージは持たれてしまうんだなーと感じますし、
例えば、
アパートの管理人さんや、時には警察さえもが強盗とグルになって住人の家に盗みに入る、などということも起こり得るようなアルゼンチンでは、
そういった「日本人はお金持ち」ということを強く意識している現地の人に対しては、警戒した方が良いのではないか?という本能(?!)が働いています。
実際に、
日本人の方(私は存じ上げない方です)で、留守中に引っ越し業者を装った泥棒が家の中に入り、トラックで家の中の物を丸ごと盗まれた、という方もいたそうです。
(近所の人たちは「あぁ、あの家の人、引っ越すんだ~」と思い、全く泥棒だと疑わなかったそうです。)
と、そんなお話を先日お友達から教えてもらった矢先、
実は、そのカフェの旦那さんに「今度の日曜日に、みんなで車で出かけない?車は僕達が出すし、昼食の用意もこちらでするよ!朝早くに家を出て、戻るのは夕方4時頃かな~」とのお誘いを受けたのです。
お出かけ先は、車でないと行けないような遠い場所で、「ちょっとそこまで」感覚では行けない場所でした。
うーーーん。
もちろん、そのカフェのご夫婦が純粋に我が家に好意を抱いてくれている可能性もあるとは思うんです。
それに、いちいち全てを疑ってかかることも、つまらない人生だとも思いますし。
ただ、やはり上記に挙げたような様々な事柄を考慮し、
さらには、我が家はそのご夫婦について「名前しか知らない」という状況に、無性に違和感を覚えるのです・・・
カフェは我が家の近所ではあるものの、自宅はどこにあるのかや、電話番号も、メールアドレスも、SNSのアカウントも、そういったパーソナルな情報を何も知らないのに、いきなり車でしか行けない場所に一日がかりで遠出。
うーーーん。
先日一緒にお茶をしたお友達に相談に乗っていただいたところ、「私だったら行かないかも」といった意見もいただき。
Shuちゃんに会社のアルゼンチン人に相談してもらったところ、「おそらく好意で誘ってくれたんだろうけど、それにしてもそんな風に誘ってくるというのはちょっと普通じゃ考えられないね」とのこと。
アルゼンチン人は家族を大切にする国民性だとよく言われますが、裏を返せば「本当に信じられるのは、家族だけ」という側面もあるのだと感じます。
それは、移民国家ならではの文化によるものであったり、アルゼンチンという国の治安によるものだとも考えていますが。
とにかく、とっても悩ましいです。
おしゃべりしている分には、本当に良い感じの人たちなんですけどねぇ。
せめて、「近所の公園でピクニックでも」というお誘いだったらなぁ~そんなに身構えてしまうことも無かったのでしょうけど。
とは言え、
やはりこの国では、自分の身は自分で守るのが基本だと思っているので、少しでも違和感を感じるのであれば、無理して行く必要もないかな?とも考えています。
実際にお金を持っているのかどうかという事実以前に、日本人は現地の人からはそういう目で見られているということは十分に考慮したうえで気をつけて生活しなければいけないと、強く感じている今日この頃です。
っていうか、我が家なんか泥棒に入られたとしても逆に泥棒がガッカリしちゃうくらい貧相な生活してるんで、別に入られたってどうってことないんですけどね~!あはは~(笑)
近所でカフェを経営しているアルゼンチン人&ペルー人夫婦のお話なのですが。
我が家に対して、とっても親切なのです。
とてもとても。
妙~に。
ムスコがお店に行けば、毎回のようにメディアルナ(アルゼンチン版のクロワッサン)やアルファホール(チョコパイ風のお菓子)をくれ、
それらに対してお金を払おうとしても決して受け取ってもらえず、私には積極的にスペイン語を教えてくれ、
ご夫婦の息子さんの2歳のお誕生日会には、なぜか親しい友人数人の中に我が家だけ誘ってくれ・・・
とにかく、単なるご近所さんの割には、ちょっと不思議なくらい我が家にだけ親切でして。
アルゼンチン人は基本的にみんな子供に優しいので、初めのうちは「なんて親切な人たちなんだろう~!」と感激して喜んでいたのですが、
最近、少しだけ違和感を覚えるようになってきてしまいました。
というのも、
頻繁にではないものの、たまに会話の中に、
「今度はいつ日本に行くの?」
「今度日本に行く時は、何か日本の物を買ってきて欲しいな」
「今度日本からCocoFuruの友達が来る時は、日本の携帯を買ってきてもらうようにお願いしてもらえない?」
「日本人はお金持ってるから良いよね」
「日本人はみんなこの国ではドルで給料を貰ってるから生活が豊かだ(←そんなこと、私は一言も言っていません。ただの彼の思い込みです。)」
などなど、
「んっ?」と思ってしまうような発言が出てくるようになってきまして。
ムスコにお菓子をくれたり妙に親切なのって、もしかして、下心からくるものなのかなとか。
あ、もちろんハレンチな方の下心ではなくて(笑)、経済的な意味での下心です。
いくら普段お金を持っているような素振りを見せず、身なりも質素に過ごしていても、「日本人=お金持ち」というイメージは持たれてしまうんだなーと感じますし、
例えば、
アパートの管理人さんや、時には警察さえもが強盗とグルになって住人の家に盗みに入る、などということも起こり得るようなアルゼンチンでは、
そういった「日本人はお金持ち」ということを強く意識している現地の人に対しては、警戒した方が良いのではないか?という本能(?!)が働いています。
実際に、
日本人の方(私は存じ上げない方です)で、留守中に引っ越し業者を装った泥棒が家の中に入り、トラックで家の中の物を丸ごと盗まれた、という方もいたそうです。
(近所の人たちは「あぁ、あの家の人、引っ越すんだ~」と思い、全く泥棒だと疑わなかったそうです。)
と、そんなお話を先日お友達から教えてもらった矢先、
実は、そのカフェの旦那さんに「今度の日曜日に、みんなで車で出かけない?車は僕達が出すし、昼食の用意もこちらでするよ!朝早くに家を出て、戻るのは夕方4時頃かな~」とのお誘いを受けたのです。
お出かけ先は、車でないと行けないような遠い場所で、「ちょっとそこまで」感覚では行けない場所でした。
うーーーん。
もちろん、そのカフェのご夫婦が純粋に我が家に好意を抱いてくれている可能性もあるとは思うんです。
それに、いちいち全てを疑ってかかることも、つまらない人生だとも思いますし。
ただ、やはり上記に挙げたような様々な事柄を考慮し、
さらには、我が家はそのご夫婦について「名前しか知らない」という状況に、無性に違和感を覚えるのです・・・
カフェは我が家の近所ではあるものの、自宅はどこにあるのかや、電話番号も、メールアドレスも、SNSのアカウントも、そういったパーソナルな情報を何も知らないのに、いきなり車でしか行けない場所に一日がかりで遠出。
うーーーん。
先日一緒にお茶をしたお友達に相談に乗っていただいたところ、「私だったら行かないかも」といった意見もいただき。
Shuちゃんに会社のアルゼンチン人に相談してもらったところ、「おそらく好意で誘ってくれたんだろうけど、それにしてもそんな風に誘ってくるというのはちょっと普通じゃ考えられないね」とのこと。
アルゼンチン人は家族を大切にする国民性だとよく言われますが、裏を返せば「本当に信じられるのは、家族だけ」という側面もあるのだと感じます。
それは、移民国家ならではの文化によるものであったり、アルゼンチンという国の治安によるものだとも考えていますが。
とにかく、とっても悩ましいです。
おしゃべりしている分には、本当に良い感じの人たちなんですけどねぇ。
せめて、「近所の公園でピクニックでも」というお誘いだったらなぁ~そんなに身構えてしまうことも無かったのでしょうけど。
とは言え、
やはりこの国では、自分の身は自分で守るのが基本だと思っているので、少しでも違和感を感じるのであれば、無理して行く必要もないかな?とも考えています。
実際にお金を持っているのかどうかという事実以前に、日本人は現地の人からはそういう目で見られているということは十分に考慮したうえで気をつけて生活しなければいけないと、強く感じている今日この頃です。
っていうか、我が家なんか泥棒に入られたとしても逆に泥棒がガッカリしちゃうくらい貧相な生活してるんで、別に入られたってどうってことないんですけどね~!あはは~(笑)
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