アルゼンチンLife

2012年8月に地球の裏側アルゼンチンへ、夫婦+ペット二匹で移住!日々の生活や育児のこと、移住情報について綴っています。

治安、悪いです。怖い思いをしました。

昨日、怖いことがありました。

毎週木曜日はレングアス・ビバスの日なので、昨日も夕方頃バスに乗って学校に向かっていたんです。
バスの中で私は、最前列(乗車口&運転席のすぐそば)の座席の、通路側の席にムスコを膝に乗せた状態で座っていました。

私の隣(窓際の席)には、一人のご婦人が、携帯電話を熱心に操作しながら座っていました。
たぶん、誰かとメッセージのやり取りをしていたのでしょう。とても集中して携帯を見ていたので。

そして、

私たちが乗ったバスがバス停に停車し、新たに乗り込んだ乗客達がSUBEを使ってバスの運賃を支払っていた時のこと。

事件は起こりました。

その時、バスの乗車口の扉は開いていたんです。
ちょうどすぐ先の信号も赤だったので、信号待ちの間にも乗車が乗り込んでくるかもしれないとの配慮からだと思います。

と、その時、

突然一人の男性が、乗車口から少しだけバスの中に身を乗り入れてきたと思ったら、

私の隣に座っていたご婦人の携帯電話を「バッ!」っと掴み取り、そのままバスを降りて走って逃げて行ったのです・・・!!!

もう、呆然。

私が「泥棒だ!」と頭で認識できた時には既に男性は走り去っており、かろうじて後ろ姿だけ見ることができる程度でした。

携帯を盗られてしまったご婦人はもちろんのこと、すぐ隣にいた私も、あまりに突然のことに呆気に取られてしまいまして・・・
それまでご機嫌で歌を歌ったりしていたムスコも、ただならぬ空気を感じ取りションボリ。

そして、バスは何事も無かったかのように普通に発車。

↑それもまた凄いですよね!運転席のすぐ近くで起こった出来事だったのに、運転手さんは完全に「我関せず」状態。
まぁ、この国ではこういう事件は日常茶飯事なので、いちいち運転手さんも構っていられないということなのでしょうか。

携帯を盗られてしまったご婦人も、「もう盗られてしまったものは仕方ない」といった様子でそのまま目的地まで座っていました。
もちろん、かなり落ち込んではいましたが。何度も溜め息をつきつつ、それでもムスコに対しては「怖い思いをさせちゃったわね」と気遣かってくれたりまでして。

怖かったです。

しかも、実は私も、昨日に限っては緊急の用件がありご婦人の隣で携帯を使ってメッセージのやり取りをしていたのですー!
(普段は、バスの中などでは極力携帯電話などは出さないように心がけているのですけどね。)

たまたま私が通路側、ご婦人がより乗車口に近い窓際の席に座っていたために、彼女の方の携帯を盗られてしまったのだと思います。
なので、「もし私と彼女の座っていた席が逆だったら?」と想像するだけで・・・

ゾッとします。
「盗られたのが私の携帯じゃなくて良かったぁ~」なんて、ノーテンキな感情すら浮かびません。

明日は我が身・・・という表現もちょっと違うかもしれないですけど、
でもほんのちょっとしたタイミングや状況の違いで、こういった被害に遭う危険性は誰にでもあるのだと強く感じました。

スリのように気付かないうちに盗られていたというのではなく、実際に奪い取られる様子を至近距離で目の当たりにしてしまうと、なおさら恐怖心が増しますね。

これまでも強盗未遂の現場などには遭遇したことはありましたが、自分のすぐそばでそういった事件(未遂ではない)に遭遇したのは初めてでした。

アルゼンチン、治安は悪いです。

もちろん、十分に気をつけていれば被害に遭うことは無いかもしれません。私も幸運なことにまだ一度も被害に遭ったことはありませんし。
でも、そうやって一度も被害に遭わずに過ごしていることでついつい気が緩みがちになってしまうので、その辺はいま一度心を入れ替えなければいけないと思いました。

そして昨日の出来事を思い返してみても、やはり何事も『自己責任』の一言に尽きますね。
泥棒から自分の身や所有物を守るのも、自分自身なんですよね。

携帯を盗られたご婦人も、「はぁ(溜め息)。一番馬鹿だったのはこの私だわ。」と、バスの乗車口付近で携帯でのメッセージのやり取りに集中してしまっていたことを悔やんでいました。
盗られてしまった物の価値や金額云々よりも、むしろ「自分の不注意で被害に遭ってしまった」という事実の方が、きっと精神的に応えるんじゃないかなーと思いました。

ちなみに、こういった事件はバスだけでなく、全ての公共交通機関において起こり得ることです。
ブエノス在住の皆さん、または旅行でいらっしゃる方々、滞在中は十分に気をつけて過ごしましょうね~!

そんな話を、レングアスに着いてから教室で先生やクラスメイトに話したところ、先生のトーク心に火が付いたようで。
授業そっちのけで1時間みっちり、アルゼンチンの治安、政治、経済のお話を先生がしていました。ふふ。

それはそれで、すごく勉強になりました。
アルゼンチン人の自国の政治経済に対する意見を聞ける機会って、私にとっては貴重なので。

我が家のアルゼンチン生活も、間もなく丸4年が経とうとしているわけですが。

最初の何年間かは、スペイン語の問題や自分たちの生活を安定させることの方に精一杯で。
今思えば、「あくまでも自分は外国人」というスタンスが抜け切れずにいたように思います。

なので、どちらかというと、意識は日本で起こっている出来事の方に向きがちでした。
日本でどんな事件があって、あの政治家があぁしたこうした、どんな法案がこうなった・・・などなど。

もちろん、今でも日本の近況などを気にはしているつもりではありますが。私にとっての母国であることには変わりないので。
でも最近では、この国の政治の問題点などを聞き、もはやそっちの方がヒトゴトでは無いな、と。ようやくアルゼンチンの方に意識の比重がシフトしてきました。

アルゼンチンは、楽しさだけに目を向けていれば本当に素晴らしい国だとは思いますが、それでもちょっと視点を変えてみれば問題は山盛りです。

この国の楽しいハッピーな側面だけでなく、きちんとネガティブな側面にも目を向け、そしてそれらも受け入れながら生きていくことが、移住生活には必要なんだなぁ~と色々と考えさせられた出来事でした。欠点の無い完璧な国なんて、世界中のどこにも存在しないですもんね。

そんな中でも、明るく楽しいアルゼンチンライフを送っていけるよう、これまで以上に身の安全に注意しながら生活していこうと思います!
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