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(旧)アルゼンチンLife

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アルゼンチン人の若者から受けた、カルチャーショックの数々。

アルゼンチンに移住してきてからというもの、様々な場面でカルチャーショックを受けてきたわけですが。
(やっぱり日本から見て地球の真裏なだけあって、文化・習慣も本当に違いますからね~そりゃカルチャーショックも受けますよね~)

そこで今日は、主にアルゼンチン人の10代の若者から受けたカルチャーショックの数々をご紹介しようと思います。なんだかんだ書いていたら、すごく長文になってしまいました~

注)アルゼンチン人全員が、下記の通りの生活を送っているというわけではありませんので、ご注意ください。あくまでも、私が街で見聞きして「これは驚いた!」というお話を書いています。

①12、13歳くらいのカップルが、交差点で抱き合って濃厚なキス!

ここまで若いカップルのキスを見かけたのは一度だけでしたが、ビックリしました~まだ中学一年生くらいにしか見えない男女だったんで。

近所のアルゼンチン人にその話をしたところ、「それはさすがに早すぎる。それは良くないよ!」と言っていたので、稀な例ではあるんだと思います。

せめて人目に付かないところで・・・とかなら、ねぇ?まだアリかもしれませんけど・・・
「え!外で?!」と思って、二度見してしまいました。


②高校生くらいのカップルが、映画のワンシーンみたいに抱き合ってキス!

またまたキスネタですいません。笑

このカップルは①のカップルよりは大人っぽかったですが、でも制服を着ていたのでたぶん高校生くらいだと思います。

向こうの方から彼女が走ってきて、彼氏に抱き着いたと思ったら、彼氏が彼女を抱きかかえてクルクル~っと回ってキスしてました!彼女のスカートもヒラヒラ~長い髪の毛もサラサラ~っと。

あんまりにも映画のワンシーンみたいな光景だったので、これまた二度見してしまいました。笑

うーん、早熟というか何と言うか・・・
10代の男女が路上でキスしている光景はよく見かけますし、とにかく、アルゼンチン人の若者はおませさんですね!!


③学校の真ん前で喫煙!

制服を着た若者が喫煙している光景は、ちょくちょく見かけます。歩きタバコしてたりもします。吸い終わったタバコをポイ捨てもしてます。

でも一番ビックリしたのは、女子高生が学校の真ん前の椅子に足を組んで座りながら喫煙していたことでしょうかねー。堂々としすぎていて。先生、何も言わないのかな・・・

高校生などの若い喫煙者に関しては、女の子が吸っているのを見かける方が頻度が高いんですけど、気のせいでしょうか?たまたま??

近所のアルゼンチン人のおじさん曰く、「アルゼンチンには喫煙に年齢制限がない!」とのこと。(←えっ、ホント?!きっとありますよね?笑)

さすがに法律では定められてるんじゃないの?と思って、「例えば日本なら・・・」と言いかけたところで「Coco、何言ってるんだ。ここはアルゼンチンだよ!第三世界なんだ。日本みたいな先進国とは違うんだ!」と言われてしまいました。

とにかく、アルゼンチン人はある程度大きくなったら吸い始める人が多いそうです。で、大人も黙認するケースが多いみたいですね。
おじさんの息子さん(離婚した奥さんとの子で、現在18歳)が16歳の頃に突然タバコを吸い始めてショックを受けたと言っていました。


④高校生がタトゥーをしていました。

これまた、私が見かけたのは一度だけではありましたが、でもビックリしました~
二の腕の内側あたりに10cm四方くらいの大きさのタトゥーが入っているのが、制服の半袖から見えていました。

ここアルゼンチンでは、他の海外諸国同様?、タトゥーを入れている大人が非常に多いです。
アメリカに留学していた時にも感じたことですが、欧米諸国と日本とのタトゥーへの意識の違いは大きいですよね。

私は個人的には、「好きにすればいいかなー?入れたけりゃ入れればいいし。」と思っています。(あっ、でも私は入れてはいません。笑)

とは言え、「じゃあもしムスコが、高校生になった時に『タトゥーを入れたい』と言ってきたら?」と妄想してみましたが・・・
やっぱりタトゥーは、せめてムスコ本人が社会に出て働き始めるまでは入れないでおくことを奨めたい、かなぁ。

ムスコが将来、どの国に住んでどんな仕事をするのかが、高校生の時点ではまだ分からないですしね。
もしムスコが一生アルゼンチンに住む!と決めて、アルゼンチンで仕事を見つけて生きていくというのであれば良いとは思うのですけど。

万が一、「やっぱり日本で働きたい」となった場合に、日本におけるタトゥーのイメージなどを考えると、若いうちに判断して入れてしまうことはリスクにもなりかねないかなーと。
早々にムスコの選択肢の芽を摘んでしまうことは、避けたいと思うのです。

(って、まだ3歳のうちからこんな妄想をしてる私って、ほんと妄想癖があるんでしょうね~!笑)


⑤クラブデビューは、13、14歳頃から!

クラブって、部活動のことじゃあなくってですね。
「夜の街に繰り出す(←古?)」方のクラブです。笑

たぶん、中学に上がったらみんなで行くってことなんでしょうね。早っ。
そういう若い子供専用のクラブなんかも存在するみたいですよ。

これまた近所のアルゼンチン人のおじさんから教えてもらったんですけど、そういうクラブのことを、『matinée』 と言うそうで。
13歳~17歳くらいの子が出入りできるクラブなんだそうですよ(Wikipedia⇒Matinée)。時間も大人向けのところよりは早く閉まるみたいですよ。

たしかに、

大人のクラブに潜り込んで、興味本位で若いうちからお酒とかタバコとか、時には薬物とかに手を出してしまう危険性を考えれば、
若者専用のクラブを作ってしまった方が安心な気がしますね。潔いと言うか。どうせ行きたがるんでしょうしー。

でーもぉー・・・

↓写真を見てみたら、凄い。笑



(私のノーテンキブログに載せるには刺激が強すぎるので、ちょっとボカしました。笑)

13歳でこんな感じになるー?!えー!
女の子!こ、こ、こ、腰つきが・・・セセセクシーすぎる~!!!笑

いやぁ~これもまた文化。ですね。

この辺は、犯罪に足を突っ込んだり法を犯すような行為さえしないでいてくれさえすれば、ムスコには容認するしかないかなーと考えています。

友達付き合いは大事ですし。(そもそもムスコ本人が行きたがるのかは分かりませんけどねぇ。)
親の私たちの方がそういったアルゼンチンの文化を受け入れないことには、ムスコ自身が日本とアルゼンチンの間に板挟みになって辛い思いをするんじゃないかなーと思うので。

家で帰りを待つ親としては、すっごく心配でしょうけど!

でも、ここはアルゼンチン。
「日本ではあぁだ!日本の子供はこうだ!」とガミガミ言わず、できるだけアルゼンチン式に倣って育てていきたいなぁと。今は思っています。

でもでも、すっごく心配になるでしょうけどねっ!!(←しつこい。笑)
その時になったら、ガミガミ言っちゃうかもしれませんよね~ふふ。


⑥5、6歳児もカップルに!

日本でも幼稚園の年長さんくらいになってくると、「○○ちゃんが好き」とか「●●くんとけっこんする」とか言い出すとは思いますが。

アルゼンチンでは、カップルになってキス(口と口で!)までしちゃうみたいです~!おませ過ぎ。笑
ムスコもそのうちクラスの女の子とチューしちゃうのかな・・・

っていうかむしろ、ムスコ、彼女できる(作れる)のかな・・・
ムスコのことを好きになってくれる子、現れるかなぁ・・・

とか、辺な心配に意識が向いてしまいますね。
幼稚園のうちから、とは言いませんが、いずれはそれなりに青春を謳歌してほしいな~とも思ってしまったりもします。


⑦近所のカフェのおじさんの恋バナが生々しい。笑

これだけ若者に関する話じゃないんですけど。
いつも良くしてくれる近所のアルゼンチン人のおじさんが話す、自分自身の恋バナが生々しすぎます。

「ちゃんとした彼氏彼女の関係になった女性は、今の妻を入れて7人だけど~身体の関係だけ、とかも入れたら300人くらいかな~」とか・・・

「あそこの交差点にいつも立ってる女性の警察官、あの子は僕に気があるんだよ。本当だよ!」とか、
「これまでお店に来た女性のお客さん3人くらいから、ナンパされたことがあるんだよ~そのうち2人からは、身体の関係を迫られたよ!」とか、

聞いてもないのに、突然話し出します。

ちょっと・・・これはコレで、カルチャーショックなんですけど、私・・・
(そもそも、おじさん、話盛ってません?笑)

さらには、「で、Cocoは?これまで何人くらいの人と付き合ったことあるの?」と。

えー!!!そんな事聞いてきちゃう?!異性同士なのに?!
高校生同士の会話ならまだしも、良い大人がそんな突っ込んだ話してくるの?!?!

まぁ、もちろん私の方は答えませんでしたけど!

なんていうか、もう根っからそういう話が好きな人なんでしょう・・・

たしかに、アルゼンチン人は恋愛に対して奔放(自由?)ではあると思います。
年齢や既婚独身などは関係なく、不倫も離婚も略奪も、何でも有りな国です。

「だって好きになっちゃったんだから、しょーがないじゃんっ。」みたいなところはあると思います。
いつまでも女は女、男は男であることを忘れませんし、そういう自分自身を大切にする文化だとも感じます。

そのくっついたり離れたり、結婚していても気になる人がいればそっちに行ったり、という風習にはやはり馴染めませんが(笑)、ここはそういう国なんだと理解して受け入れることは大切ですよね。

でも、「女としての自分も大切にする」という点は、とっても素敵なことだな~と感じずにはいられません。

いくつになっても旦那さんと腕を組んで歩くとか、子供がいても時には夫婦二人でデートを楽しむとか。
「ママだからあれしちゃダメ」「幼い子供がいる人はこうしないといけない」という観念があまりないという点は、良いことだと思うのです。

アルゼンチン人の生活様式には驚かされることも多く、移住してから4年近く経っても飽きることがありません。笑

以上、 アルゼンチン人の若者はおませさん、というお話 ・・・じゃなくって、カルチャーショックを受けたお話でした~

今はまだ、ムスコの世界はほぼ家庭内が大半を占めていると思うので、家の中ではほぼ日本みたいな生活をしている我が家においては、ムスコの考え方や生活様式は日本人だと思います。
(靴を履いたまま家の中に入っている人を見れば、「ママぁ、あの人、どうして靴履いてるの?」と純粋に尋ねてきたり。笑)

それがこの先、学校生活やお友達との生活がムスコの大半を占めていくようになるにつれ、きっとムスコの考え方、価値観、生活様式(の一部)が、どんどんアルゼンチン人のようになっていくハズで。

「どんどんムスコがアルゼンチン人化していくのを、いかに親である私たち夫婦が受け入れていくか」ということも移住生活では求められるのかな~と感じる、今日この頃です。

きっときっと、実際にその時に直面したら、私たち夫婦は大いに葛藤することでしょうね~!なにせ自分たちが経験した青春時代と、あまりにも掛け離れているんですものっ。

諸先輩方に相談乗っていただきつつ、悩んだりカルチャーショックを受けたりしながらも、家族で乗り越えていこうと思います。
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【移住希望の方へ】※最初にお読み下さい。※

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