
久しぶりに、ムスコの成長記録を少々書いてみようと思います。
①可愛い寝言
先日、在亜長野県人会にて、久しぶりに「スプライト(炭酸飲料)」を飲んだムスコ。
デカンタに氷と一緒に入っていたため、ほどよく薄まって炭酸も弱まり、とっても美味しかった模様です。
で、県人会の会場でも「ママ、このお水、何て言うお水?」とスプライトの名前をしきりに聞いてきていまして。
ご機嫌で飲んでいたのでした。普段は飲むことが無いので、ここぞとばかりに!笑
そしてその夜、寝ているはずのムスコが突然、
「ママ・・・」
「ママぁ・・・」
と私のことを呼び始め、「何かあった?!」と心配して飛び起き、ムスコの顔を覗き込んだら、
「ママぁ、このお水、何て言うお水~?」ですって!
夢にまで出てくるほど美味しかったんだぁ。スプライト。
もう、面白いやら可愛いやらで、Shuちゃんと二人でしばらく静かに悶絶しました。
②疲れちゃった。
毎日幼稚園でめいっぱい遊んでくるムスコ。
特に体育のクラスがあった日は、帰り道で座り込んでしまうほど疲れて帰ってきます。
そんなある日のこと。
ヘトヘトに疲れているムスコの手を繋いで歩いていると、突然、
「ムスコ、疲れちゃったー」
「疲れて、ムラムラするのぉー」
・・・
?!笑
ム、ムラムラ、だと?笑
一体どこでそんな言葉覚えた?!?!
最初にその言葉を聞いた時には面白くて笑ってしまったのですが、その後何度も「疲れてムラムラするのぉー」と言うので段々と心配になってきました。笑
まぁここはアルゼンチンなんで、誰にも通じないから良いですけど。
今度日本に帰る時までには言わないようにさせなければ・・・!
っていうか、本当は何か違う単語を言いたいのに、上手く発音できなくて「ムラムラ」になっている可能性も大きいです。
ミッキーのことを「ビッキー」と言ったりもすりので。
むしろ、そういった類の言い間違いであって欲しいっ。
③喋れないからぁ。
ある日、私がスペイン語の学校に行っている間のこと。
Shuちゃんがムスコに「今日は幼稚園楽しかった?」と聞いたそうです。
いつもは「楽しかったぁー!」と答えるムスコですが、その日に限ってはそう答えなかったそうで。
もう一度「幼稚園楽しかった?」と聞いたら、
一言、ポツリ。
「ムスコ、喋れないからぁ。」と。
少し落ち込んだ様子で言ったそうです。
Shuちゃんが「大丈夫だよ。きっとすぐに喋れるようになるよ。」と伝えたそうなのですが、それでも、
「ムスコ、喋れないからぁ。」と繰り返し言っていたみたいで。
学校から戻ってからShuちゃんにその話を聞き、とても心が痛みました。
きっと幼稚園で言いたい事も上手く伝えられず、それでも一人で頑張っているんだなーと。
クラスにはアルゼンチン人しかおらず、スペイン語が話せないのはムスコだけという環境で。
去年までと違い、3歳ともなれば周りのお友達はどんどん話せるようになっていく中で、ムスコ一人が取り残されたような気持ちになっているのかも・・・
(もちろんムスコもだいぶスペイン語を理解できるようにはなってきていますし、少しずつ話せるようにもなってはきているようですが、それでも周りのお友達と十分にコミュニケーションが取れるほどとは言い難いと思われます。)
そんなことを考えると、本当に、胸が締め付けられるような思いです。
私たち夫婦にとっては、自らの意思で選択してやってきたアルゼンチン。
言葉の壁だって痛いほどに感じてはいるものの、それでも私たちは大人なので、どうにかこうにか相手に伝える手段などもあるわけで。
ムスコが幼稚園でたった一人で感じている困難と比べたら、可愛いものだと思うのです。
これはちょっと、落ち込んだ出来事でした。
「ムスコにとって、果たしてこの環境は正しいのかな・・・」とまで考えてしまいました。
④お友だちが、いた!
ムスコの「喋れないからぁ。」発言を受け、少し落ち込んでしまった私たち夫婦。
それでも毎日は繰り返されるというか。
幼稚園には連れて行くわけで。
来年になれば幼稚園に一日みっちり通うことになるので、そうなればきっと嫌でもスペイン語が身に付いてくるはず。
あと一年、言葉の壁もあるけれど、ムスコには頑張ってほしい!という思いで、翌日もムスコを幼稚園に連れて行きました。
その日私は、ムスコが幼稚園に行っている間にお友達とお茶をしていまして。数分だけお迎え時間に遅刻してしまったんです。
他の子供達は皆、お迎えのママやパパに手を繋がれながら、ちょうど幼稚園から外に出てきたところでした。
で、私も急いでエントランスホールへ行き、先生と二人で私を待つムスコの元へ向かったわけですが。
そんな私を待つ先生とムスコのすぐ側に、一人のクラスメイトの男の子とそのパパが立っていました。
私が先生からムスコを引き取ると、そのクラスメイトの男の子のパパが私に向かって、
「ウチの子が、『ムスコと一緒にムスコのママを待ちたい』と言って聞かないんだよ~」
「ムスコと一緒にスロープを下りて行きたいらしいんだよ~(幼稚園のエントランスホールには、車椅子の方のためのスロープがあります。)」と・・・!
わざわざ、私が来てムスコが帰るのを、その男の子が待っていてくれたと言うのです~!!!
前日の「喋れないからぁ。」発言があっただけに、
ムスコにちゃんとお友だちができていたこと、そして、ムスコのことをこうして気にかけてくれるお友だちができていたことに、本当に感動しました。
ちょっとウルッときました。
私はそのクラスメイトの男の子とパパに、待ってくれていたお礼を伝え、
ムスコと男の子は、楽しそう~に二人でスロープを下りて行き、下りた先のホールでも(言葉は無いものの)追いかけっこしたり、受付のおじさんに遊んでもらったりしてはしゃいでいました~
私とパパは「この子たち、良いお友達なんだね~」とか話したりしながら。
なかなか帰りたがらず、「ほら、帰るよ~!」と何度も何度も言い、ようやく「バイバーイ!」とお別れして帰りました。
良かったよぅ。
ムスコ、ちゃんと仲良くできてるんだなぁー。
まぁ、基本的には普段は「今日も幼稚園楽しかった!」と言っているので、
「喋れないからぁ。」と言っていた日は、何か幼稚園で意思疎通が上手くいかずに嫌な思いをした出来事があったのかな?という気もするんですがね・・・
それでも、
私なんかよりもムスコの方が、ずっとずっと一人で頑張っているんだ!
と思うと、もっと私もぐうたらせず、スペイン語を頑張らなくっちゃ!と思うのです。
ムスコぉ~!ママも頑張るからねー!!
一緒に頑張って行こうねぇーーー!!!
↓ルイとも仲良しです♪ルイの添い寝でお昼寝~

↓粘土作品も。カブトムシだそうですよ。ちゃんと足もあるんです!

カブトムシと言うよりは、クワガタムシに見えますけどね。
◆おまけ◆
ブログ村のランキングバナーを、ムスコの最新画像を使って新しくしてみました~サイズもちょっぴり大きく!
これからも、応援よろしくお願いします♪
↓↓↓
①可愛い寝言
先日、在亜長野県人会にて、久しぶりに「スプライト(炭酸飲料)」を飲んだムスコ。
デカンタに氷と一緒に入っていたため、ほどよく薄まって炭酸も弱まり、とっても美味しかった模様です。
で、県人会の会場でも「ママ、このお水、何て言うお水?」とスプライトの名前をしきりに聞いてきていまして。
ご機嫌で飲んでいたのでした。普段は飲むことが無いので、ここぞとばかりに!笑
そしてその夜、寝ているはずのムスコが突然、
「ママ・・・」
「ママぁ・・・」
と私のことを呼び始め、「何かあった?!」と心配して飛び起き、ムスコの顔を覗き込んだら、
「ママぁ、このお水、何て言うお水~?」ですって!
夢にまで出てくるほど美味しかったんだぁ。スプライト。
もう、面白いやら可愛いやらで、Shuちゃんと二人でしばらく静かに悶絶しました。
②疲れちゃった。
毎日幼稚園でめいっぱい遊んでくるムスコ。
特に体育のクラスがあった日は、帰り道で座り込んでしまうほど疲れて帰ってきます。
そんなある日のこと。
ヘトヘトに疲れているムスコの手を繋いで歩いていると、突然、
「ムスコ、疲れちゃったー」
「疲れて、ムラムラするのぉー」
・・・
?!笑
ム、ムラムラ、だと?笑
一体どこでそんな言葉覚えた?!?!
最初にその言葉を聞いた時には面白くて笑ってしまったのですが、その後何度も「疲れてムラムラするのぉー」と言うので段々と心配になってきました。笑
まぁここはアルゼンチンなんで、誰にも通じないから良いですけど。
今度日本に帰る時までには言わないようにさせなければ・・・!
っていうか、本当は何か違う単語を言いたいのに、上手く発音できなくて「ムラムラ」になっている可能性も大きいです。
ミッキーのことを「ビッキー」と言ったりもすりので。
むしろ、そういった類の言い間違いであって欲しいっ。
③喋れないからぁ。
ある日、私がスペイン語の学校に行っている間のこと。
Shuちゃんがムスコに「今日は幼稚園楽しかった?」と聞いたそうです。
いつもは「楽しかったぁー!」と答えるムスコですが、その日に限ってはそう答えなかったそうで。
もう一度「幼稚園楽しかった?」と聞いたら、
一言、ポツリ。
「ムスコ、喋れないからぁ。」と。
少し落ち込んだ様子で言ったそうです。
Shuちゃんが「大丈夫だよ。きっとすぐに喋れるようになるよ。」と伝えたそうなのですが、それでも、
「ムスコ、喋れないからぁ。」と繰り返し言っていたみたいで。
学校から戻ってからShuちゃんにその話を聞き、とても心が痛みました。
きっと幼稚園で言いたい事も上手く伝えられず、それでも一人で頑張っているんだなーと。
クラスにはアルゼンチン人しかおらず、スペイン語が話せないのはムスコだけという環境で。
去年までと違い、3歳ともなれば周りのお友達はどんどん話せるようになっていく中で、ムスコ一人が取り残されたような気持ちになっているのかも・・・
(もちろんムスコもだいぶスペイン語を理解できるようにはなってきていますし、少しずつ話せるようにもなってはきているようですが、それでも周りのお友達と十分にコミュニケーションが取れるほどとは言い難いと思われます。)
そんなことを考えると、本当に、胸が締め付けられるような思いです。
私たち夫婦にとっては、自らの意思で選択してやってきたアルゼンチン。
言葉の壁だって痛いほどに感じてはいるものの、それでも私たちは大人なので、どうにかこうにか相手に伝える手段などもあるわけで。
ムスコが幼稚園でたった一人で感じている困難と比べたら、可愛いものだと思うのです。
これはちょっと、落ち込んだ出来事でした。
「ムスコにとって、果たしてこの環境は正しいのかな・・・」とまで考えてしまいました。
④お友だちが、いた!
ムスコの「喋れないからぁ。」発言を受け、少し落ち込んでしまった私たち夫婦。
それでも毎日は繰り返されるというか。
幼稚園には連れて行くわけで。
来年になれば幼稚園に一日みっちり通うことになるので、そうなればきっと嫌でもスペイン語が身に付いてくるはず。
あと一年、言葉の壁もあるけれど、ムスコには頑張ってほしい!という思いで、翌日もムスコを幼稚園に連れて行きました。
その日私は、ムスコが幼稚園に行っている間にお友達とお茶をしていまして。数分だけお迎え時間に遅刻してしまったんです。
他の子供達は皆、お迎えのママやパパに手を繋がれながら、ちょうど幼稚園から外に出てきたところでした。
で、私も急いでエントランスホールへ行き、先生と二人で私を待つムスコの元へ向かったわけですが。
そんな私を待つ先生とムスコのすぐ側に、一人のクラスメイトの男の子とそのパパが立っていました。
私が先生からムスコを引き取ると、そのクラスメイトの男の子のパパが私に向かって、
「ウチの子が、『ムスコと一緒にムスコのママを待ちたい』と言って聞かないんだよ~」
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ちょっとウルッときました。
私はそのクラスメイトの男の子とパパに、待ってくれていたお礼を伝え、
ムスコと男の子は、楽しそう~に二人でスロープを下りて行き、下りた先のホールでも(言葉は無いものの)追いかけっこしたり、受付のおじさんに遊んでもらったりしてはしゃいでいました~
私とパパは「この子たち、良いお友達なんだね~」とか話したりしながら。
なかなか帰りたがらず、「ほら、帰るよ~!」と何度も何度も言い、ようやく「バイバーイ!」とお別れして帰りました。
良かったよぅ。
ムスコ、ちゃんと仲良くできてるんだなぁー。
まぁ、基本的には普段は「今日も幼稚園楽しかった!」と言っているので、
「喋れないからぁ。」と言っていた日は、何か幼稚園で意思疎通が上手くいかずに嫌な思いをした出来事があったのかな?という気もするんですがね・・・
それでも、
私なんかよりもムスコの方が、ずっとずっと一人で頑張っているんだ!
と思うと、もっと私もぐうたらせず、スペイン語を頑張らなくっちゃ!と思うのです。
ムスコぉ~!ママも頑張るからねー!!
一緒に頑張って行こうねぇーーー!!!
↓ルイとも仲良しです♪ルイの添い寝でお昼寝~

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カブトムシと言うよりは、クワガタムシに見えますけどね。
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