
ミニシリーズドラマを見たので、ご紹介したいと思います。
↓Los simuladores

なんと、2002年のドラマだそうで。今から15年以上も前のドラマです!
見始めるまでは、なんか古そうだし、シリアスそうだし...どうかなーと、あんまり気は乗らなかったのですが、
結果的には、すーっごく面白かったです!
間違いなく、これまでに見たアルゼンチンドラマの中で1番面白いドラマでした。
どんなドラマかというと、
"Los simuladores"を辞書通り直訳してしまうとなんだかしっくりこないので、ざっくりと意訳すると「問題解決屋」みたいな人達のお話です。
4人組のsimuladoresが、クライアントの抱える問題に対して、あらゆる手段を使い色々な人物になりきって華麗に解決していくというお話です。
「彼女に振られたけど、彼女の気持ちを取り戻したい」とか、「会社をクビになりそうなのをどうにか留まりたい」とか、「落第しそうな我が子を何とか進級させたい」とか、「一度関係を持ってしまった男が、夫にバラすと脅して関係継続を迫ってくるのをどうにかしたい」とか...
スパイもののような壮大なテーマを取り扱うわけではなく、世の中にありふれたごく普通の人々が抱えがちな問題を解決していくお話です。
その解決方法がまた面白くてー。ほんとしょうもないやり口ばかりで、現実的には不可能な方法ばかりなのですけど。笑
でもストーリーがとてもよく練られていて、4人組それぞれのキャラクターも個性があって良かったです。

基本的には1話完結みたいな感じなので、毎回新たな気持ちで(?)真剣に見れました。
200話以上も続く(繋がった)ストーリーとかだと、スペイン語が分からなくても何となく理解できちゃったりするので。
ただ1話完結とは言え、過去に問題を解決してあげたクライアント達が後にsimuladoresの助っ人として登場してきて、最終話に近付いていくほどに助っ人達が何人も登場して協力し合うという点も面白かったです。
「あぁ~!あの弁護士の問題を解決してあげたのが、ここ(法的な解決手段が必要な場面)で役に立った~!」みたいな感じで。
アルゼンチン版アカデミー賞的な、Premio Martín Fierro de Oroも2002年に受賞しているみたいですよ。
うーん、本当に納得の受賞作品だと思います。
ストーリーが面白かったり、出演者の方々が良かったというのもありますけど、個人的には、2002年のアルゼンチンの様子が見れたという点でもとても興味深かったです。
その頃の私なんて、アルゼンチンのことを考えたことも無かった気がします。(ただの田舎者の世間知らずな人間だったので。サッカーにも興味がありませんでしたし...)
ただただ「南米って、なんかこわ~い」とか、無知故のステレオタイプに満ちた人間だったと思います。
それが、2002年頃の街の様子や人々の様子が良く分かるようなドラマを見たことで、「私がステレオタイプにまみれていた頃にも、ブエノスアイレスはこんなにも豊かで美しい都市だったんだ!」と驚きました。
(もちろん、2001年にアルゼンチンがデフォルトしたとか、そういう困難はあったとしても、というお話です。)
というわけで、色々な意味で面白く興味深いドラマでした。
もっと書きたいことはあるのですが、内容がとっ散らかってしまいそうなので、また別の記事で書きたいと思います。
以上、本当に面白いドラマなので、興味のある方ぜひご覧あれ。
あ、スペイン語は聞き取りやすかったので、勉強にも良かったですよ!
↓Los simuladores

なんと、2002年のドラマだそうで。今から15年以上も前のドラマです!
見始めるまでは、なんか古そうだし、シリアスそうだし...どうかなーと、あんまり気は乗らなかったのですが、
結果的には、すーっごく面白かったです!
間違いなく、これまでに見たアルゼンチンドラマの中で1番面白いドラマでした。
どんなドラマかというと、
"Los simuladores"を辞書通り直訳してしまうとなんだかしっくりこないので、ざっくりと意訳すると「問題解決屋」みたいな人達のお話です。
4人組のsimuladoresが、クライアントの抱える問題に対して、あらゆる手段を使い色々な人物になりきって華麗に解決していくというお話です。
「彼女に振られたけど、彼女の気持ちを取り戻したい」とか、「会社をクビになりそうなのをどうにか留まりたい」とか、「落第しそうな我が子を何とか進級させたい」とか、「一度関係を持ってしまった男が、夫にバラすと脅して関係継続を迫ってくるのをどうにかしたい」とか...
スパイもののような壮大なテーマを取り扱うわけではなく、世の中にありふれたごく普通の人々が抱えがちな問題を解決していくお話です。
その解決方法がまた面白くてー。ほんとしょうもないやり口ばかりで、現実的には不可能な方法ばかりなのですけど。笑
でもストーリーがとてもよく練られていて、4人組それぞれのキャラクターも個性があって良かったです。

基本的には1話完結みたいな感じなので、毎回新たな気持ちで(?)真剣に見れました。
200話以上も続く(繋がった)ストーリーとかだと、スペイン語が分からなくても何となく理解できちゃったりするので。
ただ1話完結とは言え、過去に問題を解決してあげたクライアント達が後にsimuladoresの助っ人として登場してきて、最終話に近付いていくほどに助っ人達が何人も登場して協力し合うという点も面白かったです。
「あぁ~!あの弁護士の問題を解決してあげたのが、ここ(法的な解決手段が必要な場面)で役に立った~!」みたいな感じで。
アルゼンチン版アカデミー賞的な、Premio Martín Fierro de Oroも2002年に受賞しているみたいですよ。
うーん、本当に納得の受賞作品だと思います。
ストーリーが面白かったり、出演者の方々が良かったというのもありますけど、個人的には、2002年のアルゼンチンの様子が見れたという点でもとても興味深かったです。
その頃の私なんて、アルゼンチンのことを考えたことも無かった気がします。(ただの田舎者の世間知らずな人間だったので。サッカーにも興味がありませんでしたし...)
ただただ「南米って、なんかこわ~い」とか、無知故のステレオタイプに満ちた人間だったと思います。
それが、2002年頃の街の様子や人々の様子が良く分かるようなドラマを見たことで、「私がステレオタイプにまみれていた頃にも、ブエノスアイレスはこんなにも豊かで美しい都市だったんだ!」と驚きました。
(もちろん、2001年にアルゼンチンがデフォルトしたとか、そういう困難はあったとしても、というお話です。)
というわけで、色々な意味で面白く興味深いドラマでした。
もっと書きたいことはあるのですが、内容がとっ散らかってしまいそうなので、また別の記事で書きたいと思います。
以上、本当に面白いドラマなので、興味のある方ぜひご覧あれ。
あ、スペイン語は聞き取りやすかったので、勉強にも良かったですよ!
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