
今回の我が家のようなケース(片方の親が子どもを国外に連れ出す)には、
それなりの手続きが必要です。ハーグ条約の関係??
ということで、昨日今日と二日間に渡って手続きに行って参りました。
ひょっとしたらいつの日か誰かの役に立つかもしれないので、
ザッとですがブログに載せておこうと思います。
まずは、
公証人事務所(escribania)へ行き、公証人の方に「私(Shuちゃん)は、
CocoFuruが我が子をアルゼンチン国外に連れ出すことを承諾します。」
と言ったような内容の正式な証書を作成してもらいます。
かかった費用は、1000ペソでした。
(2014年8月時点)
この手続きには、両親と子どもが揃って行かなければいけないようで。
DNI、パスポート、アルゼンチンのムスコの出生証明書が必要でした。
そして、
公証人の方と面談をし、子どもの連れ出しに関する注意点などの説明を受け、
証書を発行してもらいます。発行はすぐにしてもらえましたよ。(10分程度)
ただしここで、またまた私の姓のことで一悶着ありました。
アルゼンチンでは結婚後も姓を変えないことが普通なので、
私のDNIは旧姓で作られてしまっていまして。(その際も、大変でした。)
でも、日本では戸籍上、私の姓は変わっているため、ややこしいのです。
公証人事務所に持参したDNIやらパスポートやら出生証明書やらの中でも、
私の姓は旧姓と結婚後の姓が混在していたため、公証人の方が「うーん...」って感じでした。
彼らとしても、日本の姓の風習?についての理屈は理解できるけど、
空港での審査官がそれで納得するかどうか...と心配なようでした。
まぁ、でもアルゼンチンに沢山いる日系人女性たちの多くが、
私と同じような姓のややこしさを抱えながらも、
これまでアルゼンチンと日本を行き来してきてるわけですしね。
きっと大丈夫!ということで、決着。
もう。この先、私がアルゼンチンに住み続ける限り、
姓の問題は付きまとうのですね。ちょっと面倒です。
さて、そんな感じで昨日は終了し。
今日は、ShuちゃんがColegio de Escribanos(公証人役場)に行ってきました。
ここでは、昨日発行してもらった証書が、
正式な公証人によって作成されたものであることを認定してもらいました。
公証人役場での手続きもすぐに終わったみたいです。
かかった費用は、200ペソでした。
以上が、子どもの国外連れ出しに必要な手続きでした~
のんびり屋さんなアルゼンチンにしては、サクサクと終わりました。
そして、今回もまた、
公証人事務所に一緒についてきて下さったアルゼンチン人に感謝です!
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【移住希望の方へ】※最初にお読み下さい。※


