アルゼンチンLife

2012年8月に地球の裏側アルゼンチンへ、夫婦+ペット二匹で移住!日々の生活や育児のこと、移住情報について綴っています。

悔しかった出来事

今日、悔しい出来事がありました。

バスに乗っていた時のこと。

空席が無かったので、立って本を読んでいたところ、一人のアルゼンチン人男性が私の目の前に立ちました。
そして、ジロジロと私を見てきたと思ったら、おもむろに私に話しかけてきました。

男性「君、中国人?」

私「いいえ、日本人です。」

男性「日本人かぁ!」

↓以下、彼の言い分。

日本人は、君たちの世代は良い人たちだよね!
それと、君たちの親の世代も良い人たちだね。

でも、君たちのおじいさんおばあさん世代から上の世代は、ダメな人たちだ。

戦争で大勢の中国人を殺し、世界を自分たちのものにしようとした。
傲慢で、自分たちが世界で一番だと思っていた。

広島に原爆が落とされた「おかげ」で、日本人はおとなしくなったんだ。
だから、それ以降、日本人は一生懸命働いたし、真面目になった。

でも君たちのおじいさんおばあさん世代の人たちは、本当に酷い人たちだったんだ!

・・・

といったような内容を、スペイン語と英語を織り交ぜながら、かつ、(男性の口臭が感じられるほどの)至近距離でまくしたれられました。

何が悔しかったかって、

「私にだって私なりの考えがあるにも関わらず、それらをスペイン語で表現できなかったこと」です。
頭の中で日本語→スペイン語と言いたい事を変換している間にも、彼のトークはどんどん先へ進んでしまい、ただの一言も!言い返すことができませんでした。

そんな自分のスペイン語力の無さと、不甲斐無さがとても悔しかったです。
バスの中という公衆の面前で、偶然出会ったアルゼンチン人に為す術も無く一方的に言われたのは、やっぱりショックでした。

思うに、彼は日本やアジア諸国の歴史にとても興味のある人だったんだと思います。赤穂浪士について話していたりもしたので。(←私でもあんまり知らないよっ!)
だからこそ、私が日本人だと知り、戦争について話したかったのでしょう。もし私が中国人だったら、何て言ってたんでしょうね?

戦争の話の後は、何事も無かったかのように「なんでアルゼンチンに来たの?」「ブエノスアイレスで一番美味しいお寿司はどこで食べられるの?」「子供はいるの?」等などといった話題をバスから下りる直前まで振ってきたので、
日本人のことが嫌いでやみくもに日本人批判をしたかったというよりは、自分の知識を披露したい!意見を言いたい!という感じだったのかなーと思います。

戦争に関しては、立場や視点によって解釈の仕方、考え方も色々あると思うので、ここでは深くは語りませんが。
何が事実なのか、どんな状況で日本がどんな決断を下したのか、それらをバスの中でたまたま会ったアルゼンチン人とほんの10分程度の短い時間の中で議論するのは、とても難しいですね。

とは言え、アルゼンチン人の気質を考えると、言い返せたとしても余計に彼をヒートアップさせるだけだとも思いますし、見ず知らずの人とやり合う(?)のも本意ではない(というか、やり合う価値は私にとっては無い)もので・・・
それらを踏まえて、どうやって言い返すのが良かったのかな?と、彼と別れた後も、頭の中で悶々としてしまいました。さすがに言われっぱなしも嫌ですし。

ちょうどお友だちとお茶するためのお店に向かっている途中での出来事だったので、お店に着いた直後にお友だちにその一部始終を説明し、「私ならこう言い返すかも!」「こうやって言えば良かったんじゃない?」など、アドバイスを頂きました。

なるほどー!という感じでした。

やっぱり、お友だちが考えたような言い方で、スマートに冷静に対処できるような方向に持っていけたらいいなぁと思いました。
そのためのスペイン語を!もっと頑張ろう!!と意欲が湧きました。

と同時に、今回はたまたまバスの中でほんの短時間に会った人との出来事でしたが、
今後知り合いのアルゼンチン人とそういう議論が起こる可能性もあるかもしれないので、その時のためにも、自分の歴史に関する意見や考えなどはしっかりスペイン語で言えるようにならなくては!と感じました。

(よく海外在住の日本人の方が言うのをネットとかで見かけますが)本当に自分の生まれた国の歴史や政治については、きちんと住んでいる国の言語で話せるようになっておかないといけませんね。

今私が読んでいる本も、ちょうど戦前戦後の出来事がテーマの本なので、じっくり読んで理解を深められるようにします!!
なんか、俄然やる気が出てきました!単純~(笑)

その男性にまくし立てられた直後は落ち込んでいた私ですが、帰宅後、ブログを書きながら振り返ってみて思ったのは、

「これこそ、海外在住の醍醐味!」です。

なんというか。

どんなに偏った意見だったり、一方的に言われただけだったりだとしても、こうして自分とは全く違った考えや価値観の人に出会うのって、海外に住んでいるからこそなんですよね~
そのおかげで、日本の歴史について自分自身もさらに興味が湧きますし、「コンチキショー!いつか見返してやるー!」とやる気も出ます。

ところ構わず自分の意見を言ってくるアルゼンチン人には驚かされるばかりではありますが、羨ましかったりもします。

楽しいばかりのアルゼンチン生活ではありませんけど、それはそれで良い経験になっています!
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コメント


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Cocoさん 今日は!以前時々コメントさせていただいていたリリーと言います。コメントこそしていなかったですが更新を楽しみにいつも欠かさず読ませていただいています。息子さんもとっても大きくなりましたね!幼稚園も楽しそうで良かったです。びっくり箱の動画があまりにも可愛いので何度も見てしまいました。家族にも見せたくて再生しようとしたらどういう訳か見られなくなってしまっていました(泣)また是非観られるようになると良いのですが。ところで今回はバスの中でこんなに嫌な目に遭われて大変でしたね。私も普段海外在住ですのでもし自分に同じ事が起きたらどうしていただろうって深く考えてしまいました。たとえ言葉に問題が無かったとしても自分の考えをしっかり持って反論出来ただろうかと。家族皆にもどうするか聞きました。それにしてもそんな事を言われて理解出来たcocoさんは偉いです。言い返せなかったとしてもその嫌な思いをバネに頑張ろうと思えるなんてすごいです。海外に住んでいると日本の友だちにはきっと想像もつかないような嫌な事も経験するけれどその反対もありますよね。ピンチをチャンスに出来たら良いなといつも思います。

リリー | URL | 2015-09-07(Mon)23:14 [編集]


Re:

リリーさん
お久しぶりです!コメント嬉しいです!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます(^-^)

息子、大きくなりました~!最近はおしゃべりが楽しいみたいで、ずーっと一人で何かしゃべっていますよ(笑)
びっくり箱の動画もご覧いただけて嬉しいです♪でも再生できなくなってしまったのは残念です!こちらで設定を確認してみたのですけど、特に再生回数に制限もかかっていなかったので、見れるはずではあると思うんです~(>_<)すみません・・・また少し時間を置いたら、ご覧いただけるようになるといいのですが。

バスの中での出来事は、起こった直後はショックと悔しさで、涙が出そうになりました。その後、何度も言われたことを繰り返し思い出しては、何て言えば良かったんだろう?ああやって言えば良かった!今ならこうやって言えるのに!!と、頭の中は大騒ぎでした(^.^;
でもたしかに、こういうのって言葉の問題だけでもないですよね。咄嗟に言い返すのって、テーマがテーマなだけに、本当に難しいなーと思いました。
ですがそれもこれも、海外に住んでいる人なら誰しもが通る道というか、きっと人種や国籍のせいで嫌な思いをすることってたくさんあるでしょうね~
もう、ポジティブに考えなきゃやってられませんよねっ。ふふ。
日本に住みつづけていたら触れることなかった意見だったと思うので、良い勉強になったと思うことにしました(^-^)
そして、私ももっと強い気持ちで「言われたら言い返す!」くらいの態度で暮らしたい!と思いました。頑張ります~!p(^-^)q

CocoFuru | URL | 2015-09-10(Thu)00:03 [編集]


これは

移住ならではの経験ですね。

日本に居住している外国籍の方と歴史や戦争の話をしても基本的に好意的だし(でないとそこにいる自分の生活に納得できない、という思考は見え隠れするが)
ロジカルで客観的な意見しか通らないため自然と冷静に話すことが多いですが
cocoちゃんは居住者に見えるから馴れ馴れしく話しかけてきたのではないでしょうか。

その憤りは自然だし、相手の文化や国籍の差より個人差へのイラが大きいなと感じます。
日本人でもそういう話し方されたら嫌悪しますもの。態度として。
たまにいるじゃないですか笑

日本語でまくしたてる、という最終兵器を武器に、負けずに強く乗りきってください!

ps.目には目を、は愚かでしょうか?
失礼な人にも礼儀を、という徳の高い考えも確かにありますが。。。

えつこ | URL | 2015-09-15(Tue)00:35 [編集]


Re: これは

えっちゃん
たしかに日本在住の外国籍の人と話すのと、自分が外国人として住んでる国でその国の人と話すのとでは、また違いそうですね。
でも海外に住んでいても日本人に対しては好意的な人が多い中、今回こういう批判的?な人に遭遇して面食らったというか油断していたというか。
「そうだよなぁ~色んな考えの人がいるよなぁ~」と、痛感した出来事だったよ。

そうそう、相手がどんな考え方の持ち主なのかという問題よりも、態度や話し方、その人の人柄の問題が大きかったのかも。運悪くヘンテコな人に遭遇してしまったんだと思う。
ところ構わず言いたいことを言っちゃう人って、アルゼンチン人には多いから、そういう文化にも私自身慣れなきゃいけないし、対応の仕方も考えとかなくちゃね。

目には目を。良いと思う。
私も、口論のような言い合いは望まないのだけれど、でもやっぱり嫌な思いをさせられた時には毅然とした態度で嫌悪感を示さなくちゃいけないと思ったし、あの時それが咄嗟にできなかったことが今でも悔やまれるの・・・
もう一度あの人に会ったら、今度はもうちょっと上手くできるのにー!!もう一度あの人に会いたい!笑

色んな経験を重ねて、強く生きていこうと思います!
これからも、そんな私を見守っていてね。

CocoFuru | URL | 2015-09-16(Wed)00:08 [編集]


もちろん!

いつも楽しみにブログを開くし、
あのささやかな街から飛び出したcocoちゃんを心から応援しているよ!

諦めず噛みつく事は、時に自由を手に入れるために必要だと
私たちは10代で学んだしね!笑
ふぁいとー!おー!

えつこ | URL | 2015-09-17(Thu)08:56 [編集]


Re: もちろん!

えっちゃん
ありがとうー!
本当だね、あの時自分の内側に感じたエネルギーを思い出したら、なんだかやれる気がしてきたっ。笑
あの時よりも辛い時代は、この先もきっと来ないハズ!!
頑張るぞー!えいえい、おー!(^∇^)/

CocoFuru | URL | 2015-09-17(Thu)19:34 [編集]